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八木大滝線、熊野線、大淀五條線を廃止へ

6月9日に開催された「奈良県地域交通改善協議会」において、奈良交通の八木大滝線、熊野線、大淀五條線を廃止することが決められた。

同協議会では、奈良県内の赤字路線の存廃や活性化について奈良交通と奈良県や沿線市町村が協議を続けている。2014年10月に路線再編を含めた運行の合理化を実施したが、改善が見られなかった路線について、基本的に市町村が運行するコミュニティバスに代替する形で、奈良交通の路線を廃止することとなった。

ボンネットバスを使用したツアーを実施

奈良交通は7月25日、26日および9月5日、6日に、ボンネットバスによるツアーを実施する。「懐かしのボンネットバスの旅!幻の大仏鉄道遺構めぐり」と題して、JR・近鉄奈良駅を起点に、かつて奈良と加茂を結んでいた「大仏鉄道」の遺構をめぐる。

大仏鉄道は、関西鉄道(現在のJR大和路線)の一部として明治時代の一時期に存在していた鉄道路線である。現在の県(府)道奈良加茂線に近い経路をたどっていたが、勾配が急であったことから、現在の木津経由の路線が開通したのち廃線となった。開通当初の終着駅が「大仏駅」であったことから、大仏鉄道と呼ばれている。近年は、奈良市と木津川市などが協力して遺構を紹介したパンフレットを作成するなど、観光資源として注目されている。

なお、7月運行分は予約で満席となっている。

モバイル端末用アプリ「奈良バスなび」の適用範囲を拡大

奈良交通は、スマートフォンなどモバイル端末で使用できるアプリ「奈良バスなび」を適用範囲を、6月1日から拡大した。従来は奈良市内均一区間フリー乗車券エリア内のみ対応していたものを、その他のフリー乗車券エリアなどの主要停留所に広げた。

「奈良バスなび」は、停留所の位置情報、運休などの運行情報や周辺の観光情報などを提供している。対応端末は、「iPhone(バージョン iOS6以上)」および「Android(バージョン Android4以上)」である。

桜井市コミュニティバスのルートを再編

桜井市は6月1日にコミュニティバスの運行ルートを再編した。主な変更点は下記のとおり。

  • 朝倉台線と桜井初瀬線を統合し、「初瀬・朝倉台線」に変更した。桜井駅の発着を南口から北口に変更したほか、初瀬地区の終点を吉隠柳口まで延長した。
  • 朝倉台線の一部を変更し、桜井駅周辺を周回する「北循環線」と「南循環線」を新設した。9時より前に仁王堂(済生会中和病院)に到着するようにダイヤを設定している。
  • 大泉・纏向方面に乗り入れる「西北部循環線」を新設した。
  • 循環路線に「咲(さ)ーくるライン」の愛称を付けた。
  • ルートの再編により一部区間の運賃を改定したほか、乗継割引制度を新設した。桜井駅で乗り継ぐ場合は2台目の運賃から190円(大人)を差し引く。