奈良交通は2月1日、エヌシーバスに委託していた路線のうち、主に平城地区の路線を平城営業所に移管した。また、奈良営業所が運行していた笠置線と六条山線の一部をエヌシーバスに委託した。詳細は下記のとおり。
- エヌシーバス委託 → 平城営業所
[19]高の原駅-南陽高校-山田川駅-木津川台住宅
[29]山田川駅-木津川台住宅
[52]鹿背山→木津駅→山田川駅→南陽高校
[71]山田川駅-木津駅
[72]山田川駅-木津駅-鹿背山
[73]西大寺駅-歌姫町
[82]高の原駅-学研奈良登美ヶ丘駅-高山サイエンスタウン
[158]梅美台五丁目-州見台八丁目-木津駅
木津町きのつバス 鹿背山-木津駅-山田川駅-兜台四丁目-高の原駅
木津町きのつバス 梅谷-木津駅-山田川駅-南陽高校-高の原駅
木津町きのつバス 木津川台住宅-山田川駅-木津駅-南陽高校-高の原駅
[33]学園前駅→阪奈菅原→学園前駅(一部の便のみ)
[49]JR奈良駅西口→あやめ池駅→学園前駅(片道の一部の便のみ)
- 奈良営業所 → エヌシーバス委託
[64]西の京駅-六条山
[77]JR奈良駅-緑ヶ丘浄水場前
[96]JR奈良駅-下狭川
[105]JR奈良駅-広岡
[106]JR奈良駅-興東中学校-広岡
系統の移管に伴い小型車11台を奈良営業所(エヌシーバス委託)から平城営業所に移管した。
情報提供:agu様
更新履歴:2007年2月12日掲載、2月18日一部訂正
スルッとKANSAI協議会は、関西大手私鉄等で利用できるICカード「PiTaPa」の利用範囲を4月1日より拡大する。拡大エリアは奈良交通、エヌシーバス、近鉄、京都市交通局(地下鉄)などで、これらの社局ではJR西日本の「ICOCA」も利用できるようになる。
奈良交通グループでは下記のとおり導入する。
- 導入日:2007年4月1日(日曜日)
- 利用できる路線:
奈良交通及びエヌシーバスの路線バス
(高速バス、関西空港リムジンバス、深夜急行バス、定期観光バスは除く)
(大阪空港リムジンバスは大阪空港交通運行便も含めて利用できる)
- バス利用に対する割引はない
- 若草書店、ベーカリーレストランサンマルクなど奈良交通グループの店舗では、4月以降「PiTaPa」が利用できるよう対応を進める
情報源:奈良交通グループホームページ、PiTaPa.com(「PiTaPa」の案内サイト)
奈良交通は大和高田市で運行している「きぼう号」の車両運用を2月10日から変更する。従来は奇数日と偶数日で車種を変更していたが、これを固定化する。変更の理由として大和高田市は「定刻運行と安全確保のため」と説明している。なお、運行時刻は変更しない。
- 変更前
奇数日 内回り:一般の小型バス 外回り:小型ノンステップバス
偶数日 内回り:小型ノンステップバス 外回り:一般の小型バス
- 変更後
内回り:一般の小型バス 外回り:小型ノンステップバス
大和高田市の案内では、小型ノンステップバスを「低床バス」、一般の小型バス(ツーステップ)を「従来のバス」と呼んで区別している。
情報源:大和高田市ホームページ
奈良交通は学園前地区から高見山へ予約制の臨時バスを運行する。高見山は奈良と三重の県境にありながら冬山として知られ、水蒸気が木の枝に氷結してできる霧氷がみられる。
高見山へは榛原駅から「霧氷バス」を運行しているが、直通便の運行で北和地区の利用者の便を図る。
- 運行日 2007年2月16日(金曜日)、23日(金曜日)
- 運行経路、運行時刻(一部)
ゆき:
学研北生駒駅6:25→西登美ヶ丘五丁目6:34→中登美ヶ丘団地6:38→鹿ノ台北二丁目6:51→学研奈良登美ヶ丘駅(南)6:58→学園前駅北口7:10→学園大和町7:15→→高見登山口9:20
かえり:
高見平野16:00→→学園大和町18:10→学園前駅北口18:15→学研奈良登美ヶ丘駅(南)18:27→鹿ノ台北二丁目18:34→中登美ヶ丘団地18:47→西登美ヶ丘五丁目18:51→学研北生駒駅19:00
(学研北生駒駅-学園大和町の区間内各停留所で乗降可)
- 運賃:大人往復3,000円(予約制)(ゴールド倶楽部定期券、CI-CAは利用不可)
- その他、ボランティアガイドの同行、豚汁のサービスなどの特典を用意
なお、現地は厳寒期の冬山なので装備には十分な注意が必要である。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は2月28日に夜行高速バス「やまと号」大阪・奈良埼玉線を廃止する。2月27日出発便が最終となる。
埼玉への路線は1989年8月に奈良と大宮の間で運行を開始し、後に生駒へ延長した。その後、近畿日本鉄道(当時)の路線を継承する形で大阪まで延長して、ほぼ現在の路線形態となった。その後、競合路線の増加やツアー形式の夜行バスの台頭など、夜行高速バスを取り巻く環境が大きく変化する中で、往復運賃を大幅に引き下げててこ入れを図ったが、開業から17年半で使命を終えることとなった。
夜行高速バスの休廃止は2000年3月の福岡線休止以来2路線目となる。
「やまと号」大阪・奈良埼玉線のあゆみ
- 1989年8月3日 近鉄奈良駅-国際興業大宮営業所 開業
- 1991年4月12日 生駒駅-近鉄奈良駅 延長、 赤羽駅経由
- 1997年10月16日 近鉄奈良駅-大阪あべの橋 延長、生駒駅-近鉄奈良駅 廃止
- 2000年10月16日 大宮駅-国際興業大宮営業所 廃止
- 2001年3月31日 大阪あべの橋-ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 延長
- 2002年12月 車両代替
- 2004年10月15日 往復運賃値下げ
- 2007年2月28日 路線廃止(予定)
情報源:奈良交通グループホームページ