nako-club

奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

世界遺産ぐるっとバスの運行予定

奈良交通はこのほど定期観光バス「世界遺産ぐるっとバス」の運行予定を発表した。

今季は毎日運行する一方で通年運行を取りやめた。また、昨季より運行間隔を最大10分広げ、30・40分間隔または70分間隔で運行する。

運行の詳細は下記のとおり。

  • 運行日
    2006年3月1日~11月30日、2007年3月1日~19日
  • 発車時刻
    • 2006年3月18日~5月28日の土曜・日曜・祝日、11月の土曜・日曜・祝日
      JR奈良駅発 8:00~16:10 近鉄奈良駅発 8:35~16:45(14便)
      JR奈良駅発9:00以降 30・40分間隔で運行
    • 2006年3月1日~17日、3月20日~5月31日の平日、7月22日、23日、29日~8月15日、10月の土曜・日曜・祝日、2007年3月1日~19日
      JR奈良駅発 8:00~16:10 近鉄奈良駅発 8:35~16:45(8便)
      JR奈良駅発9:00以降 70分間隔で運行
    • 2006年6月1日~7月21日、24日~28日、8月16日~9月30日、10月・11月の平日
      JR奈良駅発 9:00~15:00 近鉄奈良駅発 9:35~15:35(6便)
      70分間隔で運行
  • 運賃
    「世界遺産ぐるっとバスフリー乗車券」 大人 800円、小児 400円
    (「世界遺産ぐるっとバス」のほか、指定区間の路線バスにも1日自由に乗降可)
  • 運行経路(L-(数字)は停留所番号)
    L-1JR奈良駅 → L-2唐招提寺 → L-3薬師寺 → L-4平城宮跡朱雀門(二条大路南四丁目) →  L-5宮跡庭園・長屋王邸跡(史跡文化センター・イトーヨーカドー前) → L-6奈良市庁前 → L-7近鉄奈良駅 →  L-8興福寺(県庁前) → L-9氷室神社・国立博物館 → L-10大仏殿春日大社前 → L-11中清水町 → L-12元興寺 →  L-1JR奈良駅

月ヶ瀬梅林へ臨時バス運行

奈良交通は梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林と奈良を結ぶ臨時バスを運行する。

運行の詳細は下記のとおり。

  • 運行日 2月18日~3月5日の土・日曜日および3月6日~21日の毎日
  • 発車時刻
    2月18日~3月21日の土曜・日曜・祝日
    JR奈良駅発 9:00 9:30 10:00
    近鉄奈良駅発 9:03 9:33 10:03
    月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 13:40 14:40 15:20
    3月6日~20日の平日
    JR奈良駅発 9:00 *9:30 10:00
    近鉄奈良駅発 9:03 *9:33 10:03
    月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬尾山)発 13:40 14:40 *15:12
    *印は定期バス、[110][113]JR奈良駅-梅の郷月ヶ瀬温泉
    (学校休校日は月ヶ瀬発9分繰り下げ)
  • 所要時間 68分(臨時バス・奈良~月ヶ瀬梅林)
  • 運賃 大人片道 1,400円(奈良~月ヶ瀬梅林)

「バスカード」引き続き発売

奈良交通は1月31日で「バスカード」の発売を終了する予定であったが、当分の間引き続き発売する。 また、紙の定期券も引き続き発行する。

いずれもICカード「CI-CA」の入荷が遅れていることによる措置である。

「CI-CA」全路線に拡大

奈良交通とエヌシーバスは2月1日にICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」の導入路線を拡大し、全路線への導入を完了する。これを記念して、1月24日から1万枚限定の記念カードを発売する。

導入路線

葛城・榛原・吉野・十津川・南紀営業所及びエヌシーバス葛城営業所が運行する路線
(奈良交通・エヌシーバスの全路線で利用可能となるが、夜行高速バス、リムジンバス及び一部のコミュニティーバスでは利用できない)

ICカード乗車券のあゆみ

2004年3月22日 ICカード乗車券の導入を発表
2004年6月14日 ICカード乗車券の愛称を公募
2004年9月 ICカード乗車券の愛称を「CI-CA(シーカ)」に決定
2004年11月1日 奈良市内3路線でモニター運用開始。12月3日まで
2004年12月15日 北和(生駒・学園前・平城)地区で導入。当初はプリペイド機能のみで運用
2005年3月25日 定期券機能運用開始。発売は16日から
2005年9月16日 北和(奈良・天理・郡山)・西和・京都地区で導入
2006年2月1日 中南和・南紀地区で導入。全路線へ導入完了

「バスカード」廃止へ

奈良交通は磁気式プリペイドカード「バスカード」の発売を1月31日で終了し、通用を7月31日で終了する。 2月1日からICカード乗車券「CI-CA」が全路線で使用できることから、磁気式カードの廃止に踏み切る。

「バスカード」の残額の扱いは各案内所で下記のとおり行う。

  • 発売額から使用済み額を差し引いた額を無手数料で払い戻し
  • プレミアを含めた残額を「CI-CA」に載せ替え

「バスカード」は1989年10月に奈良市内などで導入され、後に全路線で利用可能となった。 割引率が高いこともあって広く利用されてきたが、登場から16年あまりで次世代のシステムに道を譲ることになる。