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「運賃」に関する記事

「夜行高速バスお得なキャンペーン」実施

奈良交通は6月25日から7月19日までの特定の日を対象に「夜行高速バスお得なキャンペーン」を実施する。

夜行高速バス「やまと号」のすべての区間の大人片道運賃を5,980円とするもので、6月25日から7月19日までの月曜日から木曜日に出発する便が対象となる(7月16日は除く)。

過去には期間を限定して運賃を引き下げるキャンペーンを行っていたが、「やまと号」が現在の3路線になった2008年10月以降で運賃引き下げキャンペーンを行うのは初めてである。

桜井市コミュニティバス路線変更・運賃改定

桜井市は4月1日にコミュニティバスの路線変更と運賃改定を実施した。

  • 新たに多武峯線を運行する。1日付で休止した奈良交通多武峯線の運行を引き継いだ。
    新設 桜井駅南口-談山神社
  • 済生会中和病院への便を図るため、朝倉台線を仁王堂まで延長した。また、金屋への乗り入れを取りやめた。路線を延長したことにより、運行回数を7回から6回に減回したほか、運行時刻を変更した。
  • 朝倉台線・桜井初瀬線の運賃を200円(大人)の均一制から、180円から300円(大人)までの多区間制とした。
  • 多武峯線の運賃は奈良交通と同じく180円から480円(大人)までの多区間制とするが、市が発行する市民乗車証を提示して現金で支払う場合は300円(大人)が上限となる。

このほか、スクールバス以外の公共交通がない上之郷地区と市街を結ぶ乗合タクシーの運行を始めた。

木津川市「きのつバス」運賃改定

木津川市はコミュニティバス「きのつバス」の運賃を改定し、現行1乗車100円(大人、小児半額)を、200円とする。3月19日に実施する。

木津川市では「木津川市地域公共交通総合連携協議会」を設けて持続可能な公共交通のあり方について検討してきた。2005年と2008年の比較で運賃収入は伸びているものの、運行経費も増加しており、市の財政負担が増加している。今後もサービス水準を維持するため、運賃改定に踏み切る。

運賃改定に際し、3月12日から9月30日までの期間限定で、3,300円分使用できるプリペイドカードを2,500円で販売する。奈良交通のICカード「CI-CA」の旧券を再利用するもので、1回購入ごとに使い切る方式とする。

運賃改定は12月24日実施

奈良交通は12月24日、乗合バスの運賃改定を実施する。9月24日に国土交通省に申請したもので、11月26日付で認可された。

年末であることや、改定の前日(23日)が祝日であることから、改定前の駆け込み購入に対応するため下記の措置をとる。

  • 12月11日から23日までの間、通勤・通学定期券の発売開始日を通用開始日の14日前から21日前に繰り上げる(鉄道連絡定期券は除く)。
  • 12月23日は日曜祝日に休業する案内所も臨時営業する。

運賃改定を申請

奈良交通は9月24日、乗合バスの運賃改定を国土交通省に申請した。認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施する。

奈良・平城均一区間運賃を180円から200円に引き上げるほか、その他の路線では490円以下の区間運賃を10円~20円引き上げる。また、高齢者を対象に発売している「ゴールド倶楽部定期券」の発売額も引き上げる。なお、定期観光バス、リムジンバス、高速バス、深夜急行バス「はんな号」の運賃は据え置く。

奈良交通は厳しい事業環境のなか、1997年以降乗合バスの運賃を据え置いてきた。しかし、燃料の高騰や近鉄けいはんな線開通による乗客の減少が影響し、2007年6月に「CI-CA」と「ひまわり回数券」の割引率を引き下げ、2008年8月には通勤定期の割引率を引き下げた。その後、燃料の高騰は沈静化したものの、新型インフルエンザの発生で観光シーズンの乗客が減少し、車両の老朽化が顕著になるなど事業環境は依然厳しい状態で推移しており、運賃改定に踏み切った。

実施予定日

未定(認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施)

乗合バス運賃の申請額

区間 現行 申請 引き上げ幅
奈良・平城均一 180円 200円 20円引き上げ
その他の区間 170円~290円 180円~300円 各区間10円引き上げ
300円~480円 320円~500円 各区間20円引き上げ
490円 500円 10円引き上げ
500円~ 500円~ (据え置き)

「ゴールド倶楽部定期券」の発売額

期間 現行 申請
3か月 6,500円 6,800円
6か月 11,000円 11,500円