奈良交通は、5月8日、5月13日に一部路線でダイヤ変更を実施する。
5月8日実施
停留所の移設
「井戸野町・DMG森精機前」停留所の北向き(JR・近鉄奈良駅方面)のりばを、南に約200m移設する。
これに伴い、「井戸野町・DMG森精機前」、「美濃庄」停留所の[135]近鉄奈良駅行き、[136]県庁前行きの発車時刻が1分早くなる。
停留所の移設・改称
明日香村役場の移転に伴い、「中央公民館」停留所を「明日香村役場」に改称する。
あわせて、北向き(飛鳥駅、橿原神宮前駅東口方面)のりばを、南に約60mの明日香村役場内に移設する。
停留所の改称
- 奈良学園大学信貴山グラウンド → イーストヒルズ勢野西 (近隣施設の閉鎖のため)
- 下市中学校 → 下市集学校 (近隣施設の開業のため)
「奈良学園大学信貴山グラウンド」停留所は、2015年4月に「イーストヒルズ勢野西」から改称していたが、8年ぶりに元の名称に戻る。
5月13日実施
奈良市地域公共交通会議での協議の結果を受け、平城団地線と学園前高の原線で系統の再編を実施する。
高の原駅-神功四丁目系統は、高の原駅→神功四丁目→県営平城住宅→高の原駅の循環系統(右京神功循環)とする。学園前駅-高の原駅系統は、一部を除いて神功四丁目経由で運行する。
神功四丁目から高の原駅への始発は繰り下がり、高の原駅から神功四丁目への最終は繰り上がる。
新設する系統
- [9]高の原駅→右京四丁目中→神功四丁目→県営平城住宅→高の原駅(右京神功循環)
- [10]学園前駅-東登美ヶ丘一丁目-神功四丁目-高の原駅
[10]系統は、高の原駅3番のりば(神功四丁目方面のりば)から発車する
現行の[11]学園前駅-高の原駅系統は、一部時間帯のみ運行する。高の原駅→学園前駅は9時頃まで、学園前駅→高の原駅は17時以降に運行する。その他の時間帯は[10]系統で運行する。
廃止する系統
- [1]高の原駅-右京四丁目中-神功四丁目
- [7]高の原駅-兜台一丁目-神功四丁目
停留所の廃止
[7]系統の廃止に伴い、「右京五丁目」停留所を廃止する。
関連記事:
4月1日ダイヤ変更 高樋線をコミュニティバスに転換など(2015年3月31日)
(2015年4月に「イーストヒルズ勢野西」停留所を「奈良学園大学信貴山グラウンド」に改称していた)
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は、木津川市の古寺めぐりに便利な「お茶の京都木津川古寺巡礼バス」を、2023年も運行する。
本年は、春季の運行開始日を繰り下げ大型連休から運行する一方、秋季は運行開始日を繰り上げ10月から運行する。
- 運行区間:(下記停留所以外は停車しない)
- JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-浄瑠璃寺-岩船寺-浄瑠璃寺-加茂駅(西口)-岡崎
- JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-浄瑠璃寺-岩船寺
- 運行日(2023年):4月29日~7月2日の土日祝日、10月7日~11月26日の土日祝日
- 発車時刻:
JR奈良駅西口発 8:34、9:34*、11:04、12:04*、14:04、15:34*
(*印は岩船寺まで)
岡崎発 10:47、13:47、16:47
岩船寺発 10:12、11:12、12:42、14:12、16:12、17:12
- 主な区間の運賃(大人):
JR・近鉄奈良駅-岡崎 800円
JR・近鉄奈良駅-岩船寺 790円
JR・近鉄奈良駅-浄瑠璃寺 580円
加茂駅-岡崎 190円
加茂駅-岩船寺 500円
加茂駅-浄瑠璃寺 400円
一日乗車券「古寺巡礼パス」 1,200円
情報源:奈良交通ホームページ
4月9日未明、十津川村長殿の国道168号線で土砂崩れが発生し、付近は2週間以上にわたって通行止めとなった。奈良交通は、4月9日から27日まで、八木新宮線と広域通院ラインで折り返し運行を実施した。
4月9日
- 八木新宮線 大塔温泉夢乃湯-上野地の区間を運休
通常の系統は、大和八木駅-大塔温泉夢乃湯、上野地-新宮駅で折り返し運行
「やまかぜ」は、大和八木駅-星のくに、上野地-新宮駅で折り返し運行
4月10日~25日
- 八木新宮線 星のくに-上野地の区間を運休
大和八木駅-星のくに、上野地-新宮駅で折り返し運行
- 広域通院ライン 大塔支所-旭橋の区間を運休
福神駅-大塔支所、旭橋-十津川温泉で折り返し運行
4月26日・27日
- 八木新宮線 星のくに-上野地の区間を運休
大和八木駅-星のくに、上野地-新宮駅で折り返し運行
ただし、大和八木駅発13:38の便は大塔支所まで運行
- 広域通院ライン 大塔支所-旭橋の区間を運休
福神駅-大塔支所、旭橋-十津川温泉で折り返し運行
現場付近は、14日夜から緊急車両の通行ができるようになり、19日朝からは普通車以下の一般車両が仮設の迂回路を通行できるようになった(7時~18時・交互通行)。しかしバスやトラックは通行できず、八木新宮線と広域通院ラインは、引き続き折り返し運転が続いていた。
その後現場付近の応急対策が進み、27日朝からバスやトラックを含む一般車両の片側交互通行ができることになった。八木新宮線と広域通院ラインは、4月27日で折り返し運行を終了し、28日から通常どおり運行する。
情報源:奈良交通ホームページ、十津川村ホームページ、奈良県ホームページ(報道資料)
更新履歴:2023年4月10日掲載、4月22日追記、4月28日復旧について追記、タイトル変更
奈良交通をはじめとする事業会社5社は、市内循環線で「Visaタッチ決済」の実証実験を行う。
「Visaタッチ決済」は、対応するカード等を決済機器にタッチするだけで支払いができる。
バスが「Visaタッチ決済」に対応すると、手持ちのクレジットカードやスマートフォン等を使って、キャッシュレスで乗車できるようになる。特に外国からの観光客にとって利点が大きい。
実証実験の詳細は下記のとおり。
- 実施期間:2023年4月10日から2年間(予定)
- 対象路線:市内循環内回り・外回り(JR奈良駅-高畑町-近鉄奈良駅-JR奈良駅)
- 機器設置車両:12台(市内循環専用車8台、予備車4台)
車両に「Visaタッチ決済」の決済機器が設置されていても、市内循環線以外の路線では利用できない。
情報源:奈良交通ホームページ
このほど、奈良交通ホームページに「創立80周年記念事業」のページが開設された。
創立80周年を記念して、グッズの販売、公式Twitterアカウントの開設、旅行や飲食の企画などがすでに開始、または順次実施される。7月22日、23日には「レスティ唐古・鍵」で80周年記念イベントが開催される。
このほかページ内では、奈良交通の80年のあゆみが紹介されている。
奈良交通は7月23日に創立80周年を迎える。
情報源:奈良交通ホームページ