奈良交通は、3月17日から10日間、若草山へ「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」を運行している。
運行日と発車時刻は下記のとおり。一般路線バスで運行するめ、混雑時は立席になることがある。
- 運行日:3月17日~26日
- 発車時刻・行程:
JR奈良駅 17:25
近鉄奈良駅 17:30
若草山山頂で60分滞在
県庁前、近鉄奈良駅で降車可、JR奈良駅19:25帰着予定
- 運賃:大人600円 小児300円(各種フリー乗車券は利用できない)
若草山へのバスは例年夏季・秋季に一般路線バスで運行していた。2022年春季と夏季は定期観光バスとして運行したが、秋季より一般路線バスの運行に戻っている。今回は、春季では初めて一般路線バスで運行する。
関連記事:
秋の臨時バス(2022年)(2022年10月28日)
(2022年秋季の「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」運行について)
情報源:奈良交通ホームページ、奈良市観光協会サイト
奈良交通は、2022年から実施している「サイクル&バスライド」の対象停留所を追加し、馬見南六丁目と西千代ヶ丘二丁目でも実証実験を行う。
実証実験の詳細は下記のとおり。
- 実施期間:2023年3月20日~9月20日(延長の場合あり)
- 対象停留所と駐輪場、利用時間:
- 馬見南六丁目(スギドラッグ真美ヶ丘店駐輪場、6時~24時(最終バス発車後まで))
- 西千代ヶ丘二丁目(バス停敷地内駐輪場、6時~24時(最終バス発車後まで))
- バス利用者の駐輪は無料。ただし利用には事前申し込みが必要。
「サイクル&バスライド」は、自宅などからバス停付近の駐輪場まで自転車で移動し、そこから路線バスに乗り換えて目的地に向かう移動方法である。
今回新たに実証実験を行う停留所以外に、現在「サイクル&バスライド」を実施している停留所は下記のとおり。
- 大安寺
- 宮跡庭園・ミ・ナーラ前
- 白土町
- 永井町(実証実験中)
情報源:奈良交通ホームページ
奈良交通は、JRのダイヤ変更に合わせて、3月18日から一部の路線の運行時刻を変更する。主な内容は以下のとおり。
- 王寺駅-五位堂駅の系統は、全便上牧町役場経由で運行(ラスパ西大和経由は廃止)
- 郡山小泉線(矢田寺前も含む)は、全便西大和営業所の大型バスで運行
平城営業所
加茂線
下記系統の運行時刻を変更する。
- [106]加茂駅→京内橋(23時以降のみ変更)
- [107]加茂駅-南加茂台五丁目(朝と夕方のみ変更)
- [209]JR奈良駅西口-加茂駅(15時台~17時台のみ変更)
高の原梅美台線・木津城山台線
下記系統の運行時刻を変更する。
- [12]州見台八丁目→木津駅東口(平日・州見台八丁目発7:09→7:05)
- [34]高の原駅-木津城山台十二丁目-木津駅東口
- [13][14]木津城山台循環
祝園木津川台線
下記系統の運行時刻を変更する。
- [68]祝園駅→けいはんな記念公園
- [68]けいはんな記念公園南→祝園駅
西大和営業所
王寺五位堂線
王寺駅-五位堂駅の系統のうち、ラスパ西大和経由の[17]系統を廃止し、上牧町役場経由の[13]系統に置き換える。
廃止する系統
郡山小泉線
エヌシーバス郡山営業所(委託)の小型バスによる運行を取りやめ、全便西大和営業所の大型バスで運行する。
下記系統の朝と夕方以降の運行本数・運行時刻を変更する。
- [71]大和小泉駅東口-アピタ-近鉄郡山駅
- [72]大和小泉駅東口-近鉄郡山駅(平日朝の近鉄郡山駅行きを1便減便)
- [73]大和小泉駅東口-矢田山町(平日夜間2往復減便)
[20]近鉄郡山駅-矢田寺前系統は、矢田寺前→矢田東山の区間時分を変更するほか、平日朝の近鉄郡山駅行きの運行時刻を変更する(矢田寺前発6:46→6:36)。
白鳳台住宅線
下記系統の平日朝の運行時刻を変更する。
エヌシーバス郡山営業所
かしの木台住宅線
下記系統の朝と夕方以降の運行時刻を変更する。
- [70]法隆寺駅→住江織物(平日・法隆寺駅発18:35→18:34)
- [76]法隆寺駅-かしの木台一丁目(平日6時台、20時台以降)
小泉法隆寺線
法隆寺駅ののりばを、2番のりばから1番のりばに変更する。
情報源:奈良交通ホームページ
近鉄の駅窓口で発売されている「近鉄・奈良交通連絡定期券」は、5月15日をもって発売を終了する。今後は、鉄道とバスのそれぞれの定期券を購入する必要がある。
近鉄と奈良交通の連絡定期券は、1999年から発売されてきた。近鉄はICカードの利用を促進するなどの目的で、磁気定期券のみ取り扱う連絡定期券の発売を一部取りやめる。
関連記事:
奈良交通・近鉄連絡定期発売(1999年10月6日)
(近鉄との連絡定期券は1999年10月に発売が始まった)
鉄道連絡定期の通用範囲拡大(2000年4月2日)
(2000年に接続駅を追加した)
情報源:奈良交通ホームページ、近畿日本鉄道サイト
例年梅の見ごろに運行される月ヶ瀬梅林への臨時バスは、2021年、2022年に続いて2023年も運行されていない。
定期バス(JR奈良駅西口-近鉄奈良駅-石打)は通常どおり運行され、梅の開花時期には一部の便が2台または3台で運行されている。