「定期券」に関する記事
奈良交通は3月27日に実施する近鉄けいはんな線沿線のバス路線再編成に伴い、運賃や定期券に関する取り扱いを下記のように定めた。
- 運賃引き下げ
白庭台住宅線、生駒ニュータウン線、ひかりが丘住宅線、さつき台住宅線、帝塚山大学線の各停留所から生駒駅までの運賃を10円~50円引き下げ、東生駒駅までと同額とする。
- 運賃支払方法の変更
祝園駅発着路線の運賃支払方法を整理券方式による後払いに変更する。変更前は祝園駅から乗車する場合は後払い、住宅地から乗車する場合は先払いの方法をとっていた。
- 定期券の取り扱い
系統再編により直通系統が廃止される区間、または運行本数が大幅に減少する区間について、手数料なしで日割り計算による払い戻しに応じる。 また、経由地が変更される区間については、手数料なしで区間の変更手続きを行う。
なお、これらの措置は奈良交通が指定した区間に限られる。
情報源:奈良交通グループホームページ、東生駒駅のりば掲示、祝園駅のりば掲示
奈良交通は1月31日で「バスカード」の発売を終了する予定であったが、当分の間引き続き発売する。 また、紙の定期券も引き続き発行する。
いずれもICカード「CI-CA」の入荷が遅れていることによる措置である。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通はICカード乗車券「CI-CA(シーカ)」に定期券の機能を追加した「CI-CA定期券」を3月25日より導入する。
既に発行されているプリペイド式の「CI-CA」とあわせて1枚のカードにすることも可能で、その場合は乗り越しや有効期間外の利用などが自動的に精算される。
導入路線
北大和営業所、平城営業所が運行する路線及びエヌシーバスの一部路線
(学園前・高の原など奈良市西部・北部、生駒市及び京都府相楽郡精華町、木津町、加茂町(精華、光台、南加茂台、木津南)の路線(一部の路線を除く)。 奈良市中心部の路線のうち佐保山線、青山住宅線、法華寺線)
注意事項
- 「CI-CA定期券」は通用開始の2週間前から発売する。(ただし2005年3月16日から発売)
- 「CI-CA」の新規購入時には利用額のほかデポジット500円が必要となる。
- 従来発売していた紙の定期券を有効期間内に「CI-CA定期券」に変更することはできない。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は12月1日より、新規購入の定期券の発売開始日を通用開始日の7日前に変更する。従来は通用開始日の3日前であった。なお、継続購入の場合は14日前で変更はない。
情報源:車内掲示
奈良交通、エヌシーバス、近鉄、JR西日本は、4月1日よりバス・鉄道連絡定期券の適用範囲を拡大した。
今回新たに、高の原、近鉄郡山、新祝園、三山木(以上近鉄)、法隆寺、大和小泉、祝園(以上JR)の各駅連絡の定期券を設定した。また、JR奈良駅連絡の定期券の適用範囲を拡大した。
通用区間のうち奈良交通の部分は定められた地区ごとに発売する。定期券の発売は鉄道駅の窓口で扱い、奈良交通の定期券発売所では取り扱わない。