nako-club

奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

高速バス・リムジンバスで無料Wi-Fiサービス

奈良交通は、夜行高速バス「やまと号」、高速バス奈良名古屋線、空港リムジンバスの車内で、順次無料Wi-Fiサービスを始める。

3月1日から「やまと号」でサービスを始めたほか、奈良名古屋線、リムジンバスでは3月中旬以降に順次サービスを始める。

サービスの利用にメールアドレスなどの登録は不要で、利用規約に同意するだけでインターネットに接続できる。接続の画面は6つの言語(日本語、英語、中国語(繁体、簡体)、韓国語、タイ語)に対応して、訪日外国人の利用に配慮している。1回の接続で30分利用できるが、繰り返して接続できる。

なお、今回のサービス提供は、奈良交通が運行する便に限られる。

高速バス名古屋線サンキューキャンペーンを12月まで延長

奈良交通は、高速バス名古屋線の開業10周年を記念して実施している「

  • 期間:2017年1月10日(往路)~12月25日(復路)
  • 往復運賃:
    大人 4,100円→3,900円
    小児 2,050円→1,950円
  • 往路が12月25日以前で復路が12月26日以降の場合は、大人100円引き、小児50円引きとなる。(この場合は窓口発売のみ。インターネット、コンビニエンスストアでの予約・発券はできない。)

国保中央病院線を廃止 運行は3月31日まで

奈良交通は、国保中央病院線(田原本バスセンター-国保中央病院)の運行を3月31日をもって廃止する。4月以降は、国保中央病院が現在と同じダイヤで送迎バスを運行する予定である。

八木新宮線旧型車両ラストラン

1992年から八木新宮線の専用車両として運行されてきた旧型車両(日野U-HU3KLAA)が、2月27日をもって運行を終了した。

奈良交通は、ホームページで旧型車両の運行予定を公開したほか、26日の八木駅発最終運行では特製のゲレットを掲出した。

26日は八木駅11:45発新宮駅行きの便で運行した。乗客が増えることが予想されたため、発車直前は2台待機していた。

八木駅発のラストランは旧型車両2台が待機していた

旧型車両の最後の2台、288と290が2台そろってラストランに備えていた。(2017年2月26日撮影・八木駅、以下2枚も同じ)

ラストランを担当する288号車

登場時のカラーリングが残された288がラストランを担当する。

ラストランの特製ゲレット

前面にはラストランの特製ゲレットが掲げられた。

27日は新宮駅7:46発八木駅行きの便で運行した。14:30頃、定刻より少し遅れて終点八木駅に到着した。

新宮駅から八木駅に到着した旧型車両

新宮からの長旅を終えて八木駅に到着。平日の日中にもかかわらず多くのファンが出迎えた。(2017年2月27日撮影・八木駅)

八木新宮線旧型車両(日野U-HU3KLAA)のあゆみ

この車両は、八木新宮線に向けた久々の新製車両として1992年7月に登場した。貸切車両を思わせる配色と、全長は短いながらも高出力エンジンを搭載する仕様は独特のものであった。

十津川温泉で休む八木駅行き特急バス

十津川温泉で休む八木駅行き特急バス。撮影当時は八木駅-新宮駅2往復と、八木駅-湯の峰温泉2往復の運行だった。(1996年3月撮影)

当初は9台導入されたが、運行本数が減少したため他の路線に転じる車両もあった。事故のため1台が廃車されたのち、2013年以降は残る8台すべてが八木新宮線の運行についていた。

2011年9月に発生した紀伊半島大水害では、しばらくの間部分運休を余儀なくされたが、復旧後は地域の復興を応援するシンボルとして活躍した。

紀伊半島大水害からの復興応援メッセージを掲げる八木新宮線の車両

2011年の紀伊半島大水害は、八木新宮線の沿線に甚大な被害をもたらした。バスは復興への応援メッセージを掲げて運行された。(2011年12月23日撮影・八木駅)

2013年には、八木新宮線の開通50周年を記念して、6台を対象に沿線の観光地の写真がラッピングされた。

50周年記念ラッピング車両

開通50周年を記念して車両がラッピングされた。扉が1つだけで側面が平らなのでラッピングの写真は美しく見えるが、1扉ツーステップの仕様は時代の要請に応えられなくなりつつあった。(2013年11月11日撮影・上野地)

2015年にバリアフリー対応の新型車両が導入され、翌年から旧型車両の廃車が始まった。2016年1月に3台、同11月に3台が廃車され、最後まで残った2台がこのほどラストランを迎えた。

奈良交通ホームページがスマートフォンに対応

奈良交通はこのほど、インターネット上のサイト「奈良交通ホームページ」のスマートフォン対応ページを公開した。

これまではパソコン向けのページが縮小表示されていたが、文字が小さく見づらいことが難点だった。スマートフォン対応ページは縦長の小さな画面でも見やすいようにデザインされている。

スマートフォン向けの情報提供としては、2014年からモバイル端末向けアプリ「奈良バスなび」を公開しているが、利用するにはアプリのダウンロードが必要である。スマートフォン対応の「奈良交通ホームページ」では、アプリをダウンロードしなくても、運賃、運行時刻の検索や、高速バス、定期観光バスの予約ができる。