「2階建」に関する記事
奈良交通は、やまと号五條新宿線を週末に運行するほか、奈良名古屋線は12月15日から一部の便を毎日運行する。
やまと号五條新宿線
奈良交通と関東バスは、12月も引き続き夜行高速バスやまと号五條新宿線を運行する。全便関東バスによる運行で、週末のみ運行する。
関東バス運行便は、12月からスカニア製2階建てバスで運行する。
運行予定は下記のとおり(いずれも出発地の曜日)。
- 五條発:12月12日までの金・土・日曜日
- 新宿発:12月11日までの木・金・土曜日
- 12月13日以降の運行は調整中
- 状況によっては運休する場合がある
奈良新宿線、東京ディズニーリゾート・横浜線は、引き続き運休する。
奈良名古屋線
奈良交通と名鉄バスは現在、高速バス奈良名古屋線を土日祝日など特定の日に限って運行しているが、12月15日から一部の便を毎日運行する。
(太字は毎日運行、細字は特定日のみ運行)
- JR奈良駅発 6:50、9:50、11:50、15:10、19:20
- 名鉄バスセンター発 7:40、10:50、15:10、17:20、19:30
特定日は、土日祝日、年末年始(2021年12月27日~2022年1月7日)、春休み期間(2022年3月22日~31日)。
情報源:奈良交通ホームページ、関東バスホームページ、名鉄バスホームページ
夜行高速バス「やまと号」五條新宿線で活躍してきた2階建てバスが、やまと号の運行から退くこととなった。奈良交通、関東バスの両社がインターネット上のサイトで発表した。奈良交通の車両は新宿発、関東バスの車両は五條発のそれぞれ2月27日出発便が最終運行となる。
2000年当時は夜行高速バスの需要が旺盛で、奈良交通とケイビーバス(当時)は、そろって定員の多い2階建てバスを採用した。2階建てバスを生産するメーカーは限られていたことから、奈良交通としては異例の三菱ふそう車の導入となった。2階建てバスは2011年に奈良新宿線の運行から退いていたが、導入からおよそ13年で五條新宿線からも退くこととなった。
なお、奈良交通での代替車両の購入は確認されておらず、当面、現有の車両を充当するものとみられる。
やまと号2階建てバス(エアロキング)のあゆみ
- 2000年3月
奈良営業所に1台(奈良200か・・77)、葛城営業所に1台(奈良200か・・87)配属。各所で展示会を開催。
- 2000年3月24日
奈良新宿線で運行開始。
- 2000年4月14日
五條新宿線で運行開始。
- 2011年4月
奈良新宿線の運行を新車に置き換え。
奈良営業所の77号車を葛城営業所に転属。
- 2012年10月1日
五條新宿線の運行を奈良営業所に移管。
77号車と87号車を奈良営業所に転属。
- 2013年2月27日
この日の出発便をもって引退。
新宿高速バスターミナルで発車を待つ2階建バス
奈良交通 三菱ふそうKC-MU612TA改(2000年式)
情報源:奈良交通グループホームページ、関東バス株式会社ウェブサイト
情報提供:kajisawa様
写真撮影:829(2013年2月撮影・新宿高速バスターミナル)
奈良市はオムニバスタウン計画の一環として2月24日、25日の両日、バスの試乗会を行った。
試乗はJR奈良駅を起点にした周回コース2コースで行われ、事前に申し込んだ市民らが試乗した。 車両は2階建て夜行高速バス、ノンステップバスのほか、濃飛乗合自動車より借り受けたボンネットバスを使用した。
試乗の合間にはJR奈良駅西口でこれらの車両の展示が行われ、一般に開放された。
2月から3月にかけて奈良交通は新車を購入した。
観光車は日野セレガFD、路線車は夜行高速路線向け2階建車のほか、前中2扉のワンステップバスやいすゞエルガミオ(7m)を購入した。観光車は基本的にスーパーハイデッカー車を購入しているが、今回はハイデッカー車を購入した。
車種別の配属状況は以下のとおり。
- 観光車 日野KC-RU4FSCB
奈良貸切営業所 3台
- 夜行高速用2階建車 三菱KC-MU612TA
奈良営業所 1台、葛城営業所 1台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MMCA
平城営業所 1台
- 小型ワンステップバス いすゞKK-LR233E1(エルガミオ)
奈良営業所 5台
[参考] 車両データベース
奈良交通は4月14日出発便より、夜行高速バス「やまと号」五條新宿線に2階建車を導入した。
2階建車の導入は新宿線に次ぐもので、共同運行のケイビーバスも同日より2階建車での運行を開始した。