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「八木新宮線」に関する記事

八木新宮線に新車導入 11月2日から運行

奈良交通は八木新宮線に新車を導入する。八木駅発は11月2日から、新宮駅発は11月3日から運行する。

両方向あわせて6便のうち、八木駅13時45分発新宮駅行きと、新宮駅5時53分発八木駅行きを新車で運行する。ただし、運用の都合で現行の車両で運行する場合がある。

八木新宮線に新車を導入するのは1992年7月以来で、23年ぶりとなる。現行のツーステップ1扉の車両に代えて、バリアフリーを考慮したノンステップ2扉の車両を導入する。

八木新宮線が復旧 9月18日から通常運転

奈良交通の八木新宮線は、災害による道路規制のため折り返し運転を行っていたが、9月18日から通常運転を再開した。

7月19日未明、十津川村桑畑の国道168号線で大規模な斜面崩壊と落石があり、通行不能となった。八木新宮線は、同日から八木駅-ホテル昴間、新宮駅-道の駅奥熊野間(のちに七色まで運行)で折り返し運転を行っていた。

お盆期間中の運行

奈良交通はお盆期間中に下記のとおり運行を変更する。

土曜ダイヤへの変更

奈良交通とエヌシーバスは、一部を除き、8月13日と14日は土曜ダイヤで運行する。

8月13日・14日
平日ダイヤで運行 広域通院ライン
[50]八木駅-医大病院玄関口
臨時バスを運行 [39]尼ヶ辻駅-県総合医療センター
[66]天理駅-憩の家外来棟
運休 桜井駅北口-三輪明神大神神社二の鳥居前系統
深夜バス各系統
深夜急行バス「はんな号」各系統

奈良公園内交通規制に伴う経路変更

8月15日は奈良公園付近で交通規制が敷かれることから、市内循環線、山村線などで運行経路を変更する。

規制時間は19時30分から21時頃までで、この時間帯に県庁東交差点を通過する高畑町方面行きと、高畑町交差点を通過するJR奈良駅方面行きを、奈良ホテル経由で運行する(奈良ホテル停留所には停車しない)。

当日は高円山で「大文字送り火」、春日大社で「中元万燈籠」、東大寺で「万燈供養会」が催され、多数の観光客・参拝客の来訪が予想される。奈良交通では、規制時間にかかわらず、18時から22時まで奈良公園周辺でバスの大幅な遅延が予想されると案内している。

吉野川祭り納涼花火大会に伴うやまと号の運行区間変更

8月15日に五條市において「吉野川祭り納涼花火大会」が開催される。当日は周辺道路の混雑が予想されるため、夜行高速バス「やまと号」五條新宿線の新宿行きは近鉄御所駅始発で運行する。

八木新宮線の運行区間変更

8月16日に十津川村ホテル昴において「昴の郷ふれあい物語」が開催される。当日はホテル昴や周辺道路の混雑が予想されるため、十津川温泉-ホテル昴を終日運休し、八木駅-十津川温泉、七色-新宮駅の区間で運行する。(7月の災害により、ホテル昴-七色は引き続き運休している。)

台風11号の影響による運行状況

7月16日から17日にかけて中四国地方を縦断した台風11号は、進路の東側にあたる紀伊半島に大雨をもたらした。奈良県でも各地で被害があり、山間部を中心に道路の通行規制が実施された。

このため、奈良交通の各路線で運休または運行区間を短縮した。台風の通過から1週間以上経過した7月26日現在も、八木新宮線は一部区間が運行できず、折り返し運転を行っている。

台風の影響による運行状況は下表のとおり。なお、運休や運行再開の正確な時刻は明らかにされていない。

台風の影響による運行状況

路線名(注) 日付 状況
八木新宮線 16日 八木駅-宇井間、七色-新宮駅間で折り返し運行
17日 八木駅-生子間で折り返し運行
18日 湯の峰温泉-川湯温泉-請川間は停車せず迂回運行
19日
20日
八木駅-ホテル昴間、新宮駅-道の駅奥熊野間で折り返し運転
川湯温泉-請川間は迂回運行(かめや前、ふじや前、本宮小学校前、成石には停車せず)
21日

継続中
八木駅-ホテル昴間、新宮駅-道の駅奥熊野間で折り返し運行
のちに区間を変更し、
八木駅-ホテル昴間、新宮駅-七色間で折り返し運行(※2)
十津川線 16日 五條バスセンター-宇井間で折り返し運行
17日 五條バスセンター-生子間で折り返し運行
大台ヶ原線 16日
17日
運休
熊野線 16日 わさび谷-湯盛温泉杉の湯間で折り返し運行
17日 運休
下市天川線 16日
17日
下市口駅-天川大弁財天社間で折り返し運行
洞川線 16日
17日
大淀バスセンター-天川川合間で折り返し運行
室生寺線 17日 運休(夕方までに解除)
奥宇陀線 16日
17日
榛原駅-上内牧間で折り返し運行(17日夕方までに解除)
古市場線(※1) 16日
17日
榛原駅-菟田野間で折り返し運行(17日夕方までに解除)

(注)路線名は奈良交通グループホームページの運行情報に記載のとおりに記載。
(※1)区間は「榛原駅~東吉野村役場」と記載しており、榛原東吉野線を指すと推測される。
(※2)変更の時期は確認できていないが、27日~30日の間とみられる。

辻堂地区へ乗り入れ再開

2011年の紀伊半島大水害による影響で、奈良交通は八木新宮線・十津川線・広域通院ラインの大塔支所-閉君で迂回運転を行っていたが、1月上旬から本来の運行に戻し、五條市大塔町辻堂地区への乗り入れを再開した。

災害発生以来辻堂地区に発令されていた避難勧告避難指示が2014年12月26日に解除されたことによるもので、およそ3年4か月ぶりにバスが「辻堂」「辻堂南」停留所を経由することになった。

奈良交通の路線における紀伊半島大水害による影響としては、八木新宮線、十津川線、広域通院ラインで迂回運転区間が残り、「宇井」「長殿発電所前」停留所が引き続き通過扱いとなっている。