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「乗車券」に関する記事

「聖徳太子ゆかりの里わんデイパス」を発売 22年3月末まで

奈良交通は3月1日から「聖徳太子ゆかりの里わんデイパス」を発売する。

聖徳太子ゆかりの法隆寺をはじめ、信貴山朝護孫子寺や達磨寺、明神山などを含む指定路線を1日自由に乗降できる。ただし、臨時バス系統(信貴山のどか村発着の系統など)には乗車できない。

  • 発売期間:2021年3月1日~2022年3月31日
  • 発売価格:大人500円 小児250円
  • 発売場所:
    • 奈良交通王寺案内所
    • 奈良交通JR奈良案内所
    • 王寺町観光協会
    • 信貴山観光iセンター
    • 斑鳩町観光協会(法隆寺iセンター)
  • 通用期間:2021年3月1日~2022年3月31日(年末年始の2021年12月31日~2022年1月3日は除く)
  • 通用区間:
    • 王寺駅-法隆寺前-筒井駅
    • 法隆寺駅-法隆寺参道
    • 王寺駅-信貴山下駅-信貴山門
    • 王寺駅-三郷中央公園-三郷駅
    • 王寺駅-葛下
    • 王寺駅-天平台・南元町-明神四丁目-畠田-王寺駅

なお、「聖徳太子ゆかりの里わんデイパス」は観光振興を目的とした乗車券であるため、観光以外での利用は控えるよう呼びかけられている。

「夏休みどこでもパス」発売中止

奈良交通は、2020年の「夏休みどこでもパス」の発売を見送る。

「夏休みどこでもパス」は、奈良交通・エヌシーバスの一般路線バス全路線(一部を除く)に乗車でき、例年夏休み期間中の小中学生を対象に発売している。

本年は新型コロナウイルス感染拡大による休校の影響で夏休みの短縮が予定されていることから、発売を見送る。

消費税率引き上げに伴う路線バス運賃改定

奈良交通は、消費税率引き上げに伴い2019年10月1日から路線バスの運賃を改定する。

今回の運賃改定について、奈良交通は5月31日に国土交通省に申請し、9月5日に認可を受けた。運賃改定は、前回消費税率が引き上げられた2014年4月以来となる。

実施予定日:2019年10月1日

  • 初乗り運賃(190円)は据え置く
  • 200円以上の区間運賃を10円~100円引き上げる
  • 奈良・平城均一区間運賃(210円)は、10円引き上げて220円とする
  • ICカード乗車券「CI-CA」(普通・ひまわり)の割引率を拡大する

通勤・通学(学生)定期券の発売額は現行のまま据え置き、紙式回数券の割引率およびフリー乗車券・奈良交通ゴールドパスの発売額も据え置く。

定期観光バス、高速バス、深夜急行バス、京都学研線、コミュニティバス(桜井市、安堵町、R169ゆうゆうバス、奥宇陀わくわくバス以外)、ぐるっとバス、郡山イオンモール線の運賃は据え置く。

リムジンバスについては、別途運賃改定を発表している。

乗合バス区間運賃の申請額 (大人)

区間 現行 改定
初乗り区間 190円 190円(据え置き)
その他の区間 200円~800円 210円~810円(+10円)
810円~1,340円 830円~1,360円(+20円)
1,350円~1,470円 1,380円~1,500円(+30円)
1,480円 1,500円(+20円)
1,490円 1,500円(+10円)
1,500円~4,000円 1,550円~4,050円(+50円)
4,050円~5,250円 4,150円~5,350円(+100円)
奈良・平城均一 210円 220円(+10円)

他社のバス路線と競合する区間では上記と異なる場合がある。

CI-CAの割引率改定

普通CI-CAの割引率を12.3%から14.5%に拡大する。

券種 現行 改定
1,000円 1,140円 1,170円
2,000円 2,280円 2,340円
3,000円 3,420円 3,510円
5,000円 5,700円 5,850円

ひまわりCI-CAの割引率を16.7%から18.0%に拡大する。

券種 現行 改定
1,000円 1,200円 1,220円
2,000円 2,400円 2,440円
3,000円 3,600円 3,660円
運賃改定を知らせる看板
運賃改定を知らせる看板

消費税率引き上げに伴うリムジンバス運賃改定

奈良交通は10月1日から、リムジンバスの運賃を改定する。消費税率引き上げによる増税分を運賃に転嫁する。

乗合バスの運賃については5月31日に申請している。

実施予定日:2019年10月1日

リムジンバス運賃の改定内容

関西空港(大人運賃)

路線名 運賃種別 現行 改定
奈良関空線 片道 2,050円 2,100円
往復 3,900円 4,000円
日帰往復 2,500円 2,700円
学研関空線 片道 2,050円 2,100円
往復 3,900円 4,000円
日帰往復 2,500円 2,700円
八木関空線 片道 1,950円 2,000円
往復 3,700円 3,800円
日帰往復 2,500円 2,700円

大阪空港(大人運賃)

区間 運賃種別 現行 改定
天理駅-大阪空港 片道 1,730円 1,760円
回数券 17,300円 17,600円
JR奈良駅・阪奈宝来-大阪空港 片道 1,480円 1,510円
回数券 14,800円 15,100円
第二阪奈生駒-大阪空港 片道 1,180円 1,200円
回数券 11,800円 12,000円

大阪空港線の回数券は、10月1日以降、有効期限(発売日から1年間)を設定する。

旧運賃の回数券は2019年12月31日までは差額なしで使用できるが、2020年1月1日以降は使用できない。未使用分の払い戻しは2024年9月30日まで受け付ける。

「夏休みどこでもパス」を発売

奈良交通は、小中学生を対象に夏休み期間中全線乗り放題となる「夏休みどこでもパス」を7月10日から発売している。

  • 発売対象・金額:小学生2,500円 中学生5,000円
  • 発売期間:2019年7月10日~8月20日 奈良交通案内所各窓口で発売
  • 通用期間:2019年7月20日~8月31日(9月1日は利用不可)
  • 特典:
    • 奈良交通、エヌシーバスの全路線が乗り放題
      【対象外の路線】夜行高速バス、高速バス名古屋線、リムジンバス、深夜急行バス、京都学研線、定期観光バス、若草山夜景観賞バス、一部市町村のコミュニティバス
    • 小学生に同伴の大人1名は小児運賃で乗車できる。ただし支払は現金に限る。
    • 定期観光バスにグループ割引料金で乗車できる。同伴1名まで割引可能。
    • 使用済みの「夏休みどこでもパス」は、2019年12月31日まで1回に限り「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」に交換できる。
      【交換場所】近鉄奈良・JR奈良・学園前・郡山・王寺・八木のいずれかの案内所
    • 奈良交通関係の飲食店や提携店舗で「夏休みどこでもパス」を呈示すると、各種特典が受けられる。
  • 購入時の注意:
    使用者の生年月日を確認できるもののほか、顔写真1枚が必要(プリクラは不可)。
    払い戻しは2019年7月19日まで(手数料が必要)。

上記記事で、小学生向けの発売金額を「2,000円」と記載しておりましたが、正しくは「2,500円」でした。訂正してお詫び申し上げます。(2021年7月6日)