「パークアンドバスライド」に関する記事
奈良県、奈良市などが春と秋に実施しているパークアンドバス・サイクルライドは、今季は10月7日から11月25日までの日曜祝日と11月24日(土曜日)に実施される。
駐車場は、市役所、国道24号線高架下、奈良阪、大安寺の4か所が設けられ、市役所駐車場が満車の場合は県営プール駐車場も開放される。 駐車場から市内中心部へは路線バスやレンタサイクルが利用できる。
郊外駐車場の開設にあわせて、奈良交通は、恋の窪線の[28]近鉄奈良駅-恋の窪町系統を日中に限り[28]県庁前-恋の窪町に変更する。
(当初、「世界遺産ぐるっとバス」は柏木町での乗降がある場合には柏木町経由で運行するとお知らせしておりましたが、 今季は柏木町駐車場が開設されないため「世界遺産ぐるっとバス」は柏木町を経由しません。訂正してお詫び申し上げます。)
情報源:奈良市観光課公式サイト「奈良市観光情報センター」
更新履歴:2001年10月9日、10月10日訂正
奈良県、奈良市などが春と秋に実施しているパークアンドバス・サイクルライドは、今季は4月8日から5月27日までの日曜祝日に実施される。
駐車場は、市役所、国道24号線高架下、柏木町、奈良阪、大安寺の5か所で、市役所駐車場が満車の場合は県営プール駐車場も開放する。 駐車場から市内中心部へは路線バスやレンタサイクルが利用できる。駐車場利用者のバス運賃は大人往復200円に抑えられるほか、 駐車場で市内路線バスの1日乗車券を300円で発売する。
従来有料だった奈良阪駐車場は今季より無料となるが、県庁前までの無料シャトルバスは運行されず、利用者は近鉄奈良駅まで路線バスを利用することになる。
運輸省、建設省(=いずれも当時)と警察庁は12月26日、奈良市をオムニバスタウンに指定した。
オムニバスタウン構想は、路線バスの機能を高めて交通環境の改善や快適な生活環境の実現を目指す自治体の取り組みを、関係3省庁が連携して支援するものである。指定をうけて奈良市は5年計画で40億円をかけて施策を進める。
主な施策として、公共車両優先システムの導入、ノンステップバスの増車、バスロケーションシステムの拡充などを挙げている。また、春と秋の休日に行っているパークアンドバスライドを平日にも行う構想もある。
奈良市をオムニバスタウンに指定 (2001年1月23日)
奈良市が昨年12月26日に「オムニバスタウン」に指定された。
オムニバスタウン構想は、路線バスの機能を高めて交通環境の改善や快適な生活環境の実現を目指すものである。指定自治体は関係2省庁(=国土交通省、警察庁)の支援のもと施策を進める。「オムニバスタウン」には、1997年12月の浜松市を皮切りにこれまで5都市が指定された。今回は奈良市のほか、熊本市と静岡市も指定された(別表)。
奈良市が策定したオムニバスタウン計画には、走行環境の改善、交通施設等の整備・改善、利便性の向上などの視点で、すでに実施されているものも含めて21の施策が盛り込まれている。
主な施策は下記のとおり。
- 市内循環線、恋の窪線、県道木津横田線に公共車両優先システムを導入する。
- 観光客向けパークアンドバスライドを引き続き実施するとともに、駐車場案内システムを整備する。
- 現在2台運行中のノンステップバスを12台に増車する。
- バスロケーションシステムを拡充し、接近表示機を市役所、病院待合所など停留所以外にも設置する。
- 交通不便地域2箇所を解消する。
公共車両優先システムとは、主要交差点においてバスの接近に応じて信号を調整するもので、バスの円滑な運行に効果がある。
そのほか、1999年に三条通りで実験が行われた街路整備とトランジットモールの導入が引き続き検討される。また、通勤時パークアンドバスライド、サイクルアンドバスライド、バス専用レーンの導入も検討される。
奈良市では年々交通渋滞が深刻化し、平日の通勤時や観光シーズンの土曜・休日は各所で渋滞が発生する。また、山間部だけでなく市街地でもバス運行本数は減少傾向にあるなど、路線バスの機能は低下している。
オムニバスタウン計画の着実な実現を通して路線バスの機能が高まり、奈良市が住民や観光客にとって利便性の高い都市になるよう期待したい。
(参考:日本経済新聞(2000年12月27日)、朝日新聞(2000年12月27日)、国土交通省ホームページ)
別表:オムニバスタウン指定都市
1997年12月 |
浜松市 |
1999年2月 |
金沢市、松江市 |
2000年2月 |
盛岡市 |
2000年3月 |
鎌倉市 |
2000年12月 |
奈良市、熊本市、静岡市 |
|
情報源:日本経済新聞(2000年12月27日)、朝日新聞(2000年12月27日)、旧運輸省ホームページ
更新履歴:2001年1月7日掲載、1月23日解説を追記
奈良県などが春と秋の行楽シーズンの日曜祝日に実施しているパークアンドバスライドが、10月1日から開始された。 また、駐車場利用者に自転車を貸し出すパークアンドサイクルライドも同時に始まった。10月と11月の日曜祝日と11月4日土曜日に実施される。
奈良阪駐車場のみ無料シャトルバスが運行されるが、その他の駐車場は路線バスやレンタサイクルを利用することになる。 駐車場利用者のバス運賃は大人往復300円であったが、200円に引き下げられた。
パークアンドバスライド関連のバス運行は下記のとおり。雨天で駐車場が開設されない場合は下記運行は中止される。
- 恋の窪線の[28]近鉄奈良駅-恋の窪町系統を10時から18時まで[28]県庁前-恋の窪町に変更。毎時1往復増発し、毎時3往復運行。
- 奈良阪駐車場と県庁前を結ぶ無料シャトルバスを、10時から18時まで15分毎に運行。
- 「世界遺産ぐるっとバス」を柏木町経由で運行する(雨天も実施)。
奈良県などが春と秋の行楽シーズンの日曜祝日に実施しているパークアンドバスライドが、4月2日から開始された。昨秋までは奈良県、奈良市と建設省が運営していたが、建設省は今回より直営をとりやめた。同省は市に用地を貸し出す形で運営に加わることになった。
パークアンドバスライドは、郊外に設けられた駐車場と市内中心部をバスで結ぶことにより、市内中心部への自家用車の流入を抑える効果がある。奈良では、1988年の「なら・シルクロード博覧会」開催時に県が導入したのが最初で、昨春より市と建設省も運営に加わった。昨秋からは市内中心部への移動に貸自転車を用いる「パークアンドサイクルライド」も実施されている。
利用時間延長の要望が多いことから、利用時間は開始、終了とも1時間繰り下げられ、10時から18時となる。また、貸自転車の台数も増加した。
県が運営する奈良阪駐車場と奈良公園の間はシャトルバスで結ばれるが、その他の駐車場と奈良公園の間は路線バスやレンタサイクルを利用することになる。
パークアンドバスライド関連のバス運行は下記のとおり。雨天で駐車場が開設されない場合は下記運行は中止される。
- 恋の窪線の[28]近鉄奈良駅-恋の窪町系統を10時から18時まで[28]県庁前-恋の窪町に変更。毎時1往復増発し、毎時3往復運行。
- 奈良阪駐車場と県庁前を結ぶ無料シャトルバスを、10時から18時まで15分毎に運行。
- 「世界遺産ぐるっとバス」を柏木町経由で運行する(雨天も実施)。