「きぼう号」に関する記事
4月1日、県内各地のコミュニティバスで路線再編が行われた。運行を奈良交通に委託し、奈良交通の車両を使用しているコミュニティバスの動きは次のとおり。
大和高田市きぼう号
大和高田市はコミュニティバス「きぼう号」の路線を1路線から3路線に拡充し、車両を2台から3台に増車した。いずれの路線も市内の主要駅・主要施設に直通するほか、「市民交流センター(コスモスプラザ)」停留所で相互に乗り換えることができる。
新しい運行ルートは次のとおり。
- 東部線:市内中心部・土庫・松塚・築山方面
- 西部線:市内中心部・出屋敷・築山赤坂町・陵西市場方面
- 南部線:市内中心部・曽大根東・根成柿・天満診療所方面
五條市コミュニティバス
五條市はコミュニティバスの路線を再編し、大淀町の南奈良総合医療センターと福神駅への路線「南奈良総合医療センター通院ライン」を新設した。また、これまで市が保有していた車両1台で運行していたものを、奈良交通の車両2台で運行することとした。
新設路線は下記のとおり。
- 五條バスセンター-住川-エルベタウン-南奈良総合医療センター-福神駅
- 五條バスセンター-住川-テクノ東通り北-南奈良総合医療センター-福神駅
関連記事:
4月1日ダイヤ変更 大淀五條線を廃止 (2016年3月28日)
(医療機関の再編により大淀五條線の役割はコミュニティバスに移された)
情報源:大和高田市ウェブサイト、大和高田市広報誌「やまとたかだ」2016年4月号、五條市ウェブサイト
情報提供:奈良橿原線様
奈良交通は大和高田市で運行している「きぼう号」の車両運用を2月10日から変更する。従来は奇数日と偶数日で車種を変更していたが、これを固定化する。変更の理由として大和高田市は「定刻運行と安全確保のため」と説明している。なお、運行時刻は変更しない。
- 変更前
奇数日 内回り:一般の小型バス 外回り:小型ノンステップバス
偶数日 内回り:小型ノンステップバス 外回り:一般の小型バス
- 変更後
内回り:一般の小型バス 外回り:小型ノンステップバス
大和高田市の案内では、小型ノンステップバスを「低床バス」、一般の小型バス(ツーステップ)を「従来のバス」と呼んで区別している。
情報源:大和高田市ホームページ
大和高田市と奈良交通は5月2日から大和高田市内線「きぼう号」の運賃を値下げした。
これまで大人200円だった運賃を100円に値下げした一方、公共施設利用時に配布していた「施設利用優待乗車証」を廃止した。
また、運行時刻を見直し、下記の系統を廃止した。
廃止 [24]近鉄高田駅→天満診療所→近鉄高田駅→高田温泉さくら荘
廃止 [27]高田温泉さくら荘→近鉄高田駅→天満診療所
廃止 [28]高田温泉さくら荘→吉本病院前→近鉄高田駅→天満診療所
情報源:大和高田市ホームページ、配布広告
情報提供:葛城太郎様
エヌシーバスは4月1日に葛城営業所の路線と車両を奈良交通に移管した。
移管したのは高田平端線、当麻新庄線、八木耳成循環線など葛城営業所が運行していたほぼ全ての路線で、大和高田市の「きぼう号」などのコミュニティバスや受託運行も含まれる。
なお、国保中央病院線と車両2台(奈良200か・・26、あ・・54)はエヌシーバス郡山営業所に移管した。
情報源:車内掲示(葛城営業所)
情報提供:もと様ほか
大和高田市とエヌシーバスは4月15日から大和高田市内線「きぼう号」の運行時刻を変更し、一部区間で経路の変更を行った。詳細は下記のとおり。
- 内回りの根成柿→天満農協前の運行経路を外回りと同じ経路にし、内回り、外回りとも根成柿→根成柿南口→天満農協前の順で運行する。
- 福祉センターへの乗り入れを取りやめ、田井停留所を西へ200m移した。
情報源:大和高田市ホームページ、配布広告
情報提供:rhr様