「運賃改定」に関する記事
奈良交通は2月18日、国土交通省にリムジンバスの運賃改定に係る変更届出を行った。4月1日からの消費税率引き上げによる増税分を運賃に転嫁する。
乗合バスの運賃については2013年12月に申請している。
実施予定日 2014年4月1日
リムジンバス運賃の申請額 (大人)
路線名 |
主な区間 |
現行 |
改定 |
奈良関空線 |
JR奈良駅・天理-関西空港 |
2,000円 |
2,050円 |
学研関空線 |
学研けいはんなプラザ・学園前駅-関西空港 |
2,000円 |
2,050円 |
八木関空線 |
桜井駅・八木駅-関西空港 |
1,900円 |
1,950円 |
大阪空港線 |
天理駅-大阪空港 |
1,680円 |
1,730円 |
JR奈良駅・阪奈宝来-大阪空港 |
1,440円 |
1,480円 |
第二阪奈生駒-大阪空港 |
1,150円 |
1,180円 |
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は12月9日、乗合バスの運賃改定を国土交通省に申請した。2014年4月1日からの消費税率引き上げによる増税分を運賃に転嫁する。
奈良・平城均一区間運賃を200円から210円に引き上げるほか、その他の路線では490円以下の区間運賃を10円引き上げる。一方、運賃改定による増収が増税分を超えないようにするため、普通CI-CAと通勤・通学定期券の割引率を拡大する。
なお、紙式回数券とひまわりCI-CAの割引率、フリー乗車券とゴールド倶楽部定期券の発売額は据え置く。定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃については未定である。
申請どおり認可されれば、運賃改定は2009年12月以来約4年ぶりとなる。
実施予定日
2014年4月1日
乗合バス運賃の申請額 (大人)
区間 |
現行 |
申請 |
引き上げ幅 |
奈良・平城均一 |
200円 |
210円 |
10円引き上げ |
その他の区間 |
180円~490円 |
190円~500円 |
各区間10円引き上げ |
500円~ |
500円~ |
(据え置き) |
普通CI-CAの割引率改定
普通CI-CAの割引率を9.1%から12.3%に拡大する。
券種 |
現行 |
申請 |
1,000円 |
1,100円 |
1,140円 |
2,000円 |
2,200円 |
2,280円 |
3,000円 |
3,300円 |
3,420円 |
5,000円 |
5,500円 |
5,700円 |
通勤・通学定期券の割引率改定
通勤定期券の割引率を25.0%から26.5%に、通学定期券の割引率を40.0%から41.5%に拡大する。
(当初「定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃は据え置く」と記載しておりましたが、「定期観光バス、リムジンバス、高速バス、コミュニティバスの運賃については未定である」に訂正いたしました。訂正してお詫びいたします。(2014年2月19日))
情報源:奈良交通グループホームページ
更新履歴:2013年12月14日掲載、2014年2月19日訂正
桜井市は4月1日にコミュニティバスの路線変更と運賃改定を実施した。
- 新たに多武峯線を運行する。1日付で休止した奈良交通多武峯線の運行を引き継いだ。
新設 桜井駅南口-談山神社
- 済生会中和病院への便を図るため、朝倉台線を仁王堂まで延長した。また、金屋への乗り入れを取りやめた。路線を延長したことにより、運行回数を7回から6回に減回したほか、運行時刻を変更した。
- 朝倉台線・桜井初瀬線の運賃を200円(大人)の均一制から、180円から300円(大人)までの多区間制とした。
- 多武峯線の運賃は奈良交通と同じく180円から480円(大人)までの多区間制とするが、市が発行する市民乗車証を提示して現金で支払う場合は300円(大人)が上限となる。
このほか、スクールバス以外の公共交通がない上之郷地区と市街を結ぶ乗合タクシーの運行を始めた。
情報源:桜井市地域公共交通活性化再生協議会サイト、桜井市広報わかざくら(2010年4月号)、奈良交通グループホームページ
情報提供:元多武峯線ユーザー様
奈良交通は12月24日、乗合バスの運賃改定を実施する。9月24日に国土交通省に申請したもので、11月26日付で認可された。
年末であることや、改定の前日(23日)が祝日であることから、改定前の駆け込み購入に対応するため下記の措置をとる。
- 12月11日から23日までの間、通勤・通学定期券の発売開始日を通用開始日の14日前から21日前に繰り上げる(鉄道連絡定期券は除く)。
- 12月23日は日曜祝日に休業する案内所も臨時営業する。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は9月24日、乗合バスの運賃改定を国土交通省に申請した。認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施する。
奈良・平城均一区間運賃を180円から200円に引き上げるほか、その他の路線では490円以下の区間運賃を10円~20円引き上げる。また、高齢者を対象に発売している「ゴールド倶楽部定期券」の発売額も引き上げる。なお、定期観光バス、リムジンバス、高速バス、深夜急行バス「はんな号」の運賃は据え置く。
奈良交通は厳しい事業環境のなか、1997年以降乗合バスの運賃を据え置いてきた。しかし、燃料の高騰や近鉄けいはんな線開通による乗客の減少が影響し、2007年6月に「CI-CA」と「ひまわり回数券」の割引率を引き下げ、2008年8月には通勤定期の割引率を引き下げた。その後、燃料の高騰は沈静化したものの、新型インフルエンザの発生で観光シーズンの乗客が減少し、車両の老朽化が顕著になるなど事業環境は依然厳しい状態で推移しており、運賃改定に踏み切った。
実施予定日
未定(認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施)
乗合バス運賃の申請額
区間 |
現行 |
申請 |
引き上げ幅 |
奈良・平城均一 |
180円 |
200円 |
20円引き上げ |
その他の区間 |
170円~290円 |
180円~300円 |
各区間10円引き上げ |
〃 |
300円~480円 |
320円~500円 |
各区間20円引き上げ |
〃 |
490円 |
500円 |
10円引き上げ |
〃 |
500円~ |
500円~ |
(据え置き) |
「ゴールド倶楽部定期券」の発売額
期間 |
現行 |
申請 |
3か月 |
6,500円 |
6,800円 |
6か月 |
11,000円 |
11,500円 |
情報源:奈良交通グループホームページ