「三菱ふそう」に関する記事
奈良交通は、奈良と東京を結ぶ夜行高速バス「ドリームスリーパー奈良・大阪⇔東京号」を運行する。現在、関東バスが単独で運行している「ドリームスリーパー東京大阪号」を延伸し、共同で運行する。
12月16日から毎週金曜日・土曜日に運行するが、年末年始、ゴールデンウイークに運行する場合もある。(2022年12月23日~31日は毎日運行。2023年1月以降は未定。)
「ドリームスリーパー」は11室の扉つき個室を備えた車両で、長距離をより快適に移動できる。
運行時刻
新宿行き | 停留所 | 大阪・奈良行き |
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21:35 | JR奈良駅 | 8:10 |
22:00 | 大和西大寺駅南口 | 7:50 |
22:50 | 南海なんば 高速バスターミナル | 6:35 |
23:15 | 大阪駅前 | 7:00 |
6:35 | バスタ新宿 | 23:15 |
| | 運行順序に注意 |
運賃
運賃のほか、11,000円の「座席料金」が必要になる。
- 合計金額(大人):18,000円~20,000円(運賃7,000円~9,000円、座席料金11,000円)
小児は運賃部分のみ半額。座席料金は大人と同額。
車両
「ドリームスリーパー」向けに車両を1台導入する(2016年式三菱ふそうエアロエース、登録番号「奈良230え・・80」)。
奈良交通と関東バスが同種の車両を各1台運行する。
更新履歴:2022年11月16日掲載、11月23日追記(車両の登録番号)
夜行高速バス「やまと号」五條新宿線で活躍してきた2階建てバスが、やまと号の運行から退くこととなった。奈良交通、関東バスの両社がインターネット上のサイトで発表した。奈良交通の車両は新宿発、関東バスの車両は五條発のそれぞれ2月27日出発便が最終運行となる。
2000年当時は夜行高速バスの需要が旺盛で、奈良交通とケイビーバス(当時)は、そろって定員の多い2階建てバスを採用した。2階建てバスを生産するメーカーは限られていたことから、奈良交通としては異例の三菱ふそう車の導入となった。2階建てバスは2011年に奈良新宿線の運行から退いていたが、導入からおよそ13年で五條新宿線からも退くこととなった。
なお、奈良交通での代替車両の購入は確認されておらず、当面、現有の車両を充当するものとみられる。
やまと号2階建てバス(エアロキング)のあゆみ
- 2000年3月
奈良営業所に1台(奈良200か・・77)、葛城営業所に1台(奈良200か・・87)配属。各所で展示会を開催。
- 2000年3月24日
奈良新宿線で運行開始。
- 2000年4月14日
五條新宿線で運行開始。
- 2011年4月
奈良新宿線の運行を新車に置き換え。
奈良営業所の77号車を葛城営業所に転属。
- 2012年10月1日
五條新宿線の運行を奈良営業所に移管。
77号車と87号車を奈良営業所に転属。
- 2013年2月27日
この日の出発便をもって引退。
新宿高速バスターミナルで発車を待つ2階建バス
奈良交通 三菱ふそうKC-MU612TA改(2000年式)
情報源:奈良交通グループホームページ、関東バス株式会社ウェブサイト
情報提供:kajisawa様
写真撮影:829(2013年2月撮影・新宿高速バスターミナル)
エヌシーバスは7月下旬に新車を導入した。
郡山営業所向けにいすゞエルガミオを1台を導入し、小泉矢田線などで運行している。葛城営業所向けには三菱ローザを3台導入し、高田下田線、当麻新庄線などで運行している。
登録番号は、エルガミオが奈良200か・・99で、ローザが奈良200あ・・53~55である。
[参考] 車両データベース
2月から3月にかけて奈良交通は新車を購入した。
観光車は日野セレガFD、路線車は夜行高速路線向け2階建車のほか、前中2扉のワンステップバスやいすゞエルガミオ(7m)を購入した。観光車は基本的にスーパーハイデッカー車を購入しているが、今回はハイデッカー車を購入した。
車種別の配属状況は以下のとおり。
- 観光車 日野KC-RU4FSCB
奈良貸切営業所 3台
- 夜行高速用2階建車 三菱KC-MU612TA
奈良営業所 1台、葛城営業所 1台
- 前中扉ワンステップバス 日野KC-HU2MMCA
平城営業所 1台
- 小型ワンステップバス いすゞKK-LR233E1(エルガミオ)
奈良営業所 5台
[参考] 車両データベース
奈良交通は夜行高速バス「やまと号」新宿線に2階建車を導入する。
3月24日出発便より共同運行のケイビーバスとともに2階建車での運行を開始する。多客期などで2台以上で運行する場合は1台目を2階建車で運行する。また、4月14日出発便より五條新宿線でも2階建車での運行を開始する。
車種は三菱エアロキングで、定員は従来車より8人増加の36人となる。
なお、2階建車の導入を機に新宿線と五條新宿線は全席禁煙となる。
「やまと号」に2階建車登場 (2000年3月26日)
夜行高速バス「やまと号」新宿線は3月24日出発便より2階建車での運行が始まった。運行に先立って、各所で車両の展示会が催され注目を集めた。共同運行のケイビーバスも同時に2階建車での運行を開始したことから、新宿線は基本的に2階建車での運行となる。
従来使用していた日野ブルーリボン(P-RU638BB)は1988年の新宿線開業当初から使用していたもので、新製後約12年が経過している。 既に走行距離が200万キロに達していることから、用途変更や廃車となった車両もある。新宿線は週末などに2台運行となるなど需要が見込めるため、車両の代替にあたって定員の多い2階建車を導入した。
車台形式は三菱KC-MU612TA改、エアロキングと呼ばれるシリーズである。以前は日野も含めて国内3社が手掛けていた国産2階建バスであるが、現在は三菱のみの生産となっていることから、奈良交通としては異例の三菱車の導入となった。
室内は2階は客席、1階は客席と洗面台、便所等が配置されている。定員は36名(1階6名、2階30名)と、従来車に比べて8名増加した。 従来、一部分を除き2列+1列だった座席配列は、2階は3列独立シート、1階は2列+1列となり居住性が向上した。
4月14日出発便からは五條新宿線でも2階建車での運行が始まる。「やまと号」の新しい顔となる2階建車の活躍に期待したい。
奈良交通 三菱KC-MU612TA改(2000年式) 奈良そごう前広場 |
写真撮影:829 (2000年3月撮影)
更新履歴:2000年3月5日掲載、3月26日解説を追加