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奈良交通の私設ファンクラブ「nako-club」がつくるページです

「当麻新庄線」に関する記事

2月15日ダイヤ変更

奈良交通は2月15日に、葛城市から受託運行している当麻新庄線を廃止する。葛城市コミュニティバスの再編に伴うもの。廃止する系統と停留所は下記のとおり。

  • 廃止する系統
    近鉄高田駅-屋敷山公園前-忍海駅
    近鉄高田駅-屋敷山公園前
  • 廃止する停留所
    JR高田駅西口、北花内御陵前、白光田池前

また、同日、二条尼が辻線の「簡保センター」停留所を「二条町三丁目」に改称する。

コミュニティバスの話題

「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」へ桜井市コミュニティバスを運行

桜井市は、桜井市高家にあるオーベルジュ(※)「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」へコミュニティバスを運行する。

「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」は、2016年4月開校予定の「なら食と農の魅力創造国際大学校」の実践の場として2015年9月に開業し、民間事業者によって運営されている。

(※)オーベルジュ:宿泊設備を備えたレストラン。フランス語。

  • 運行期間:2016年2月3日~2月26日
    (月曜日、火曜日はオーベルジュ定休日のため運休
  • 運行区間:
    桜井駅南口-桜井駅筋-仁王堂-安部文殊院-生田-安部小学校-オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井
  • 運賃:桜井駅南口-オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井 290円
  • 運行時刻:
    桜井駅南口発 11:05 12:05
    オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井発 11:25 12:25

葛城市コミュニティバスを再編

葛城市は2月15日に市内のコミュニティバスを再編し、新しい路線で運行する。運行は奈良交通に委託する。

葛城市は旧新庄町と旧當麻町が合併して市制を施行した経緯もあり、4種類のコミュニティバスが混在している。これらの路線網を、基幹となる「環状線ルート」と、各地区を巡回する「ミニバスルート」6路線に再編する。

これまで奈良交通に運行を委託していた公共バス当麻新庄線(かつての奈良交通当麻新庄線)は廃止し、「環状線ルート」に置き換える。

運行する路線は下記のとおり。A~Fはミニバスルート。

  • 環状線ルート(内回り・外回り)
  • A 當麻ルート
  • B 長尾・疋田ルート
  • C 兵家・中戸ルート
  • D 寺口ルート
  • E 笛堂・薑ルート
  • F 笛吹・梅室ルート

運賃は100円で、1度乗車すると葛城市コミュニティバスの全線で終日乗り放題となる。(小学生、70歳以上の人は半額)

10月1日ダイヤ変更 東部・中南部で路線再編

奈良交通は10月1日に、県東部・中南部で路線再編を伴うダイヤ変更を行う。

これらの地域は収支が赤字となる路線が多く、赤字路線の存廃について奈良交通と奈良県や沿線市町村との間で協議が続けられてきた。今回のダイヤ変更では一部路線を廃止するほか、運行の減便や運行系統の再編などを行う。

  • 天理都祁線で減便する。運行系統を、天理駅-針インター・山辺高校、針インター-国道山添の各系統に分割する。また、国道山添-山添中学校を廃止する。針インター-国道山添系統は土曜・日曜・祝日は運行しない。
    廃止する系統 [17]天理駅-国道山添
    [31]山辺高校-山添中学校
    新設する系統 [38]針インター-山辺高校-国道山添
    [39]針インター→国道山添
    時刻を変更
    する系統
    [18]天理駅-針インター
    [21]天理駅-山辺高校
    廃止する停留所 山添中学校
  • 天理桜井線で減便する。土曜・日曜・祝日の[62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口系統の一部を、[63]天理駅-三輪明神大神神社二の鳥居前-粟殿口-桜井駅北口系統に変更する。
    新設する系統 [63]天理駅-三輪明神大神神社二の鳥居前-粟殿口-桜井駅北口 (運転日注意。二の鳥居前に乗り入れできない日は[62]系統で運行)
    減便する系統 [60]天理駅-川合東口-桜井駅北口
    時刻を変更
    する系統
    [62]天理駅-粟殿口-桜井駅北口
  • 桜井飛鳥線の土曜・日曜・祝日の6往復のうち3往復を、春季と秋季の季節運行にする。
    運行日を変更
    する系統
    [37]桜井駅南口-石舞台
  • 桜井菟田野線の[70]桜井駅南口-菟田野系統を、[71]桜井駅南口-大宇陀系統に置き換え、大宇陀-菟田野を廃止する。
    廃止する系統 [70]桜井駅南口-菟田野
    時刻を変更
    する系統
    [71]桜井駅南口-大宇陀
    廃止する停留所 岩清水、才が辻、岩崎
  • 大宇陀線と榛原ネオポリス線で減便し、昼間の一部の便を大宇陀線[2]天満台東三丁目-榛原駅-大宇陀系統に置き換える。
    榛原駅-大宇陀は平日の運行回数が比較的多い時間帯で減便する。土曜・日曜・祝日の日中以降は毎時1往復の運行とする。
    榛原駅-天満台東三丁目は通勤時間帯を除いて概ね毎時2往復の運行とする。

    新設する系統 大宇陀線 [2]天満台東三丁目-榛原駅-大宇陀
    減便する系統 大宇陀線 [1]榛原駅-大宇陀
    榛原ネオポリス線 [20]榛原駅-天満台東三丁目
  • 古市場線で減便し、榛原駅-菟田野は平日の日中以降、榛原東吉野線とあわせて概ね毎時1往復の運行とする。
    減便する系統 [10]榛原駅-菟田野
  • 奥宇陀線の[25]榛原駅-上内牧系統を廃止し、[27]榛原駅-曾爾村役場前系統を減便する。
    廃止する系統 [25]榛原駅-上内牧
    減便する系統 [27]榛原駅-曾爾村役場前
  • 八木耳成線は平日と土曜・日曜・祝日で共通のダイヤとする。朝夕の時間帯を中心に運行回数を半減するほか、平日の八木駅発の最終便を31分繰り上げる(現行22:22→改正21:51)。
    減便する系統 [63]八木駅→十市団地→八木駅 八木耳成循環外回り
    [64]八木駅→常盤町東→八木駅 八木耳成循環内回り
  • 医大病院線を新設し、奈良県立医科大学付属病院の玄関口に乗り入れる。新設の[50]八木駅-医大病院玄関口系統は平日の日中に毎時1~2往復運行する。(下図参照)
    新設する系統 [50]八木駅-医大病院玄関口
    新設する停留所 医大病院玄関口 (橿原市コミュニティバスの「奈良医大病院(正面玄関)」と同じ場所)
  • 八木御所線の運行回数をほぼ半減する。運行経路を医大病院前・畝傍御陵前経由から医大病院玄関口・小房経由に変更する。(下図参照)
    廃止する系統 [30]八木駅-畝傍御陵前-橿原神宮駅-近鉄御所駅
    [31]橿原神宮駅-近鉄御所駅
    新設する系統 [53]八木駅-医大病院玄関口-橿原神宮駅東口-近鉄御所駅
  • 八木大滝線と八木下市線の運行系統を、八木駅-下市口駅、大淀バスセンター-湯盛温泉杉の湯、下市口駅-岩森の各系統に再編する。各系統は大淀バスセンターまたは下市口駅で乗り換えとなる。新設の系統は医大病院玄関口経由で運行する。(下図参照)
    八木駅-大淀バスセンターと下市口駅-岩森の朝夕の時間帯で減便するほか、洞川線・下市天川線の便に近い時刻で運行する八木下市線の便を減便する。

    廃止する系統 八木大滝線 [75]八木駅-樫尾-湯盛温泉杉の湯
    八木大滝線 [85]湯盛温泉杉の湯→国樔→八木駅
    八木大滝線 [95]八木駅-大淀バスセンター
    八木下市線 [221]八木駅-畑屋口-岩森
    八木下市線 [222]八木駅-南大和三丁目-岩森
    八木下市線 [9]大淀バスセンター-岩森
    新設する系統 八木下市線 [51]八木駅-医大病院玄関口-畑屋口-下市口駅
    八木下市線 [52]八木駅-医大病院玄関口-南大和三丁目-下市口駅
    復活する系統 八木下市線 [8]下市口駅-岩森
    八木大滝線 [88]湯盛温泉杉の湯→国樔→大淀バスセンター
    増便する系統 八木大滝線 [78]大淀バスセンター-樫尾-湯盛温泉杉の湯

橿原市内各線の経路変更

  • 熊野線の湯盛温泉杉の湯-池原系統を廃止し、湯盛温泉杉の湯-下桑原系統の1日1往復のみとする。
    廃止する系統 湯盛温泉杉の湯-池原
  • 下市笠木線の土曜・日曜・祝日の運行を取りやめる。
    減便する系統 [4]下市口駅-笠木
  • 大淀五條線の[26]大淀バスセンター-五條バスセンター系統を、すべて[24]下市口駅ー-五條バスセンター系統に変更する。運行回数の増減はない。
    廃止する系統 [26]大淀バスセンター-五條バスセンター
    復活する系統 [24]下市口駅-五條バスセンター
  • 高田新家線の[7]竹取公園東-近鉄高田駅-忍海系統を、[12]竹取公園東-近鉄高田駅系統と、[62]近鉄高田駅-忍海系統(高田五條線)に分割する。また、朝夕の時間帯で減便する。
    廃止する系統 [7]竹取公園東-近鉄高田駅-忍海
    時刻を変更
    する系統
    [12]竹取公園東-近鉄高田駅
    [62]近鉄高田駅-忍海
  • 奈良文化高校線の運行日を変更し、朝の便は平日・土曜の休校日も運行する。
    運行日を変更
    する系統
    [8]竹取公園東→近鉄高田駅→奈良文化高校
    [63]近鉄高田駅-奈良文化高校
  • 高田五條線の一部時間帯で減便し、[62]近鉄高田駅-忍海系統の日中の運行を取りやめる。また、テクノパークなら内の運行経路を短縮する。
    廃止する系統 [65]近鉄御所駅→近鉄高田駅
    [163]忍海-五條バスセンター
    減便する系統 [60]近鉄高田駅-五條バスセンター
    [62]近鉄高田駅-忍海
    経路を変更
    する系統
    [66]近鉄高田駅→テクノ中央通り東→五條バスセンター
    [76]五條バスセンター→テクノ中央通り東→かもきみの湯→近鉄高田駅
    廃止する停留所 テクノ東通り南、テクノ公園通り東、テクノ情報センター、テクノ公園通り西、テクノ西通り南、テクノ西通り北、テクノ中央通り西
  • 八木五條線は五條バスセンター→八木駅の片道運行とし、八木から五條へは八木新宮線の1日3便のみとなる。
    廃止する系統 [164]八木駅-忍海
    減便する系統 [161]五條バスセンター→八木駅
  • 南大和ネオポリス線の一部の便の系統を変更するほか、夕方を中心に大幅に減便する。代わりに、一部の時間帯で五條市がコミュニティバスを増便する。
    減便する系統 [56]五條駅北口-田園五丁目
    [58]五條駅北口-田園五丁目-五條バスセンター
    増便する系統 [57]五條駅北口→田園三丁目→五條駅北口
  • 五條市のバス専用道が老朽化により閉鎖されるため、五條西吉野線を廃止する。代わりに五條城戸線で系統の新設と増便を行う。
    廃止する系統 [11]五條バスセンター-専用道城戸-西吉野温泉
    [12]五條バスセンター-専用道城戸
    廃止する停留所 専用道霊安寺、向霊安寺、第二発電所口、上柏原、専用道生子、江出、専用道神野、賀名生、向加名生、専用道大日川、衣笠、専用道黒渕、専用道城戸
    新設する系統 [11]五條バスセンター-城戸-西吉野温泉
    増便する系統 [10]五條バスセンター-城戸
  • 当麻新庄線は「葛城市公共バス」として運行する。近鉄高田駅-忍海駅系統を減便し、一部を近鉄高田駅-屋敷山公園前系統に変更する。近鉄高田駅-屋敷山公園前系統は社会教育センター経由に変更する。
  • 下記のとおり停留所名を変更する。
    停留所名の変更 新庄町老人福祉センター → 健康福祉センター西
    イオンモール橿原アルル → イオンモール橿原
    アルル北 → イオンモール橿原北

4月1日ダイヤ変更

奈良交通は4月1日に一部の路線でダイヤを変更する。詳細は下記のとおり。

  • 市内循環線深夜バスの運行時刻を3~7分繰り上げる。
  • リハビリセンター線のうち橿原神宮駅発の1便を、八木御所線の[31]系統(近鉄御所駅-橿原神宮駅)と統合し、近鉄御所駅→リハビリセンターの運行とする。
    変更 [71]リハビリセンター→八木駅→橿原神宮駅(片道系統に変更)
    新設 [72]近鉄御所駅→橿原神宮駅→八木駅→リハビリセンター
  • ハーモニーシティ木津線ほかの州見台八丁目停留所を南に200m移転し路線を延長する。現行の転回場を廃止するための措置。現在の州見台八丁目停留所は「州見台八丁目北」に改称する。
  • 奈良文化短大線の「奈良文化女子短期大学」停留所を「奈良文化高校」に改称する。
  • 当麻新庄線の「西葛城消防署」停留所を「葛城消防署」に改称する。
  • 八木新宮線、十津川線の「辻堂局前」停留所を「辻堂南」に改称する。
  • 八木新宮線、十津川線の下記区間を新道に載せ替え、廃止区間の停留所を廃止する。また、関係する一部区間の運賃を引き下げる。
    載替区間 廃止停留所
    長殿発電所前-旭橋 にごり谷、田長瀬
    二津野-七色 七色隧道口
    大津荷-宮井大橋 敷屋、敷屋大橋

その他一部路線で運行時刻を変更する。

11月1日ダイヤ変更

奈良交通は11月1日に葛城営業所管内の一部路線及び当尾線でダイヤを変更する。詳細は下記のとおり。

  • 葛城営業所管内の一部路線で運行時刻を変更する。高田五條線、八木御所線、橿原団地線などは減回するが、イオンモール線は増回、当麻新庄線、高田イオンモール線は時刻変更のみとなる。
    橿原団地線の減回に伴い、下記系統を廃止する。
    廃止 [27]橿原神宮駅西口-南妙法寺町
  • 五條富貴線の東富貴停留所を操車場に移転し路線を延長する。現在の東富貴停留所は「東富貴(北)」に改称する。
  • 当尾線の運行時刻及び運賃を変更する。木津川市の社会実験に伴うもので、運行回数を増回し、運賃は200円、300円、400円の3区分に変更する。支払いは現金と専用回数券のみとなり、CI-CAなどのICカードや定期券は使用できなくなる。