「運賃改定」に関する記事
桜井市は4月1日にコミュニティバスの路線変更と運賃改定を実施した。
- 新たに多武峯線を運行する。1日付で休止した奈良交通多武峯線の運行を引き継いだ。
新設 桜井駅南口-談山神社
- 済生会中和病院への便を図るため、朝倉台線を仁王堂まで延長した。また、金屋への乗り入れを取りやめた。路線を延長したことにより、運行回数を7回から6回に減回したほか、運行時刻を変更した。
- 朝倉台線・桜井初瀬線の運賃を200円(大人)の均一制から、180円から300円(大人)までの多区間制とした。
- 多武峯線の運賃は奈良交通と同じく180円から480円(大人)までの多区間制とするが、市が発行する市民乗車証を提示して現金で支払う場合は300円(大人)が上限となる。
このほか、スクールバス以外の公共交通がない上之郷地区と市街を結ぶ乗合タクシーの運行を始めた。
情報源:桜井市地域公共交通活性化再生協議会サイト、桜井市広報わかざくら(2010年4月号)、奈良交通グループホームページ
情報提供:元多武峯線ユーザー様
奈良交通は12月24日、乗合バスの運賃改定を実施する。9月24日に国土交通省に申請したもので、11月26日付で認可された。
年末であることや、改定の前日(23日)が祝日であることから、改定前の駆け込み購入に対応するため下記の措置をとる。
- 12月11日から23日までの間、通勤・通学定期券の発売開始日を通用開始日の14日前から21日前に繰り上げる(鉄道連絡定期券は除く)。
- 12月23日は日曜祝日に休業する案内所も臨時営業する。
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は9月24日、乗合バスの運賃改定を国土交通省に申請した。認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施する。
奈良・平城均一区間運賃を180円から200円に引き上げるほか、その他の路線では490円以下の区間運賃を10円~20円引き上げる。また、高齢者を対象に発売している「ゴールド倶楽部定期券」の発売額も引き上げる。なお、定期観光バス、リムジンバス、高速バス、深夜急行バス「はんな号」の運賃は据え置く。
奈良交通は厳しい事業環境のなか、1997年以降乗合バスの運賃を据え置いてきた。しかし、燃料の高騰や近鉄けいはんな線開通による乗客の減少が影響し、2007年6月に「CI-CA」と「ひまわり回数券」の割引率を引き下げ、2008年8月には通勤定期の割引率を引き下げた。その後、燃料の高騰は沈静化したものの、新型インフルエンザの発生で観光シーズンの乗客が減少し、車両の老朽化が顕著になるなど事業環境は依然厳しい状態で推移しており、運賃改定に踏み切った。
実施予定日
未定(認可され次第、一定の周知期間を設けたうえで実施)
乗合バス運賃の申請額
区間 |
現行 |
申請 |
引き上げ幅 |
奈良・平城均一 |
180円 |
200円 |
20円引き上げ |
その他の区間 |
170円~290円 |
180円~300円 |
各区間10円引き上げ |
〃 |
300円~480円 |
320円~500円 |
各区間20円引き上げ |
〃 |
490円 |
500円 |
10円引き上げ |
〃 |
500円~ |
500円~ |
(据え置き) |
「ゴールド倶楽部定期券」の発売額
期間 |
現行 |
申請 |
3か月 |
6,500円 |
6,800円 |
6か月 |
11,000円 |
11,500円 |
情報源:奈良交通グループホームページ
奈良交通は4月1日に一部の路線でダイヤを変更する。詳細は下記のとおり。
- 市内循環線深夜バスの運行時刻を3~7分繰り上げる。
- リハビリセンター線のうち橿原神宮駅発の1便を、八木御所線の[31]系統(近鉄御所駅-橿原神宮駅)と統合し、近鉄御所駅→リハビリセンターの運行とする。
変更 [71]リハビリセンター→八木駅→橿原神宮駅(片道系統に変更)
新設 [72]近鉄御所駅→橿原神宮駅→八木駅→リハビリセンター
- ハーモニーシティ木津線ほかの州見台八丁目停留所を南に200m移転し路線を延長する。現行の転回場を廃止するための措置。現在の州見台八丁目停留所は「州見台八丁目北」に改称する。
- 奈良文化短大線の「奈良文化女子短期大学」停留所を「奈良文化高校」に改称する。
- 当麻新庄線の「西葛城消防署」停留所を「葛城消防署」に改称する。
- 八木新宮線、十津川線の「辻堂局前」停留所を「辻堂南」に改称する。
- 八木新宮線、十津川線の下記区間を新道に載せ替え、廃止区間の停留所を廃止する。また、関係する一部区間の運賃を引き下げる。
載替区間 |
廃止停留所 |
長殿発電所前-旭橋 |
にごり谷、田長瀬 |
二津野-七色 |
七色隧道口 |
大津荷-宮井大橋 |
敷屋、敷屋大橋 |
その他一部路線で運行時刻を変更する。
情報源:奈良交通グループホームページ
情報提供:バスつう様、わかたけ様、健一様
更新履歴:2009年3月28日掲載、4月5日訂正
関西空港交通と奈良交通は2月1日に関西空港発着のリムジンバス3路線の運賃を改定する。また、11枚つづりの回数券を廃止し、全ての区間に往復乗車券を新設する。
これらの路線は運行開始以来運賃を据え置いてきたが、航空機の離着陸回数の減少に伴う利用客の減少や、燃料費の高騰などにより採算が悪化しており、路線を維持するためにやむを得ず運賃改定に踏み切る。関西空港交通は同日、奈良方面以外の各路線の運賃も改定する。
下記の地域・地点と
関西空港との間の運賃 |
片道 |
往復 |
改定運賃 |
現行運賃 |
改定運賃 |
現行運賃 |
奈良・天理・学園前
第二阪奈生駒 |
2,000 |
1,800 |
3,800 |
- |
京田辺市役所 |
2,200 |
2,000 |
4,100 |
3,800 |
学研都市京田辺 |
2,300 |
2,100 |
4,100 |
3,800 |
桜井・八木・高田 |
1,900 |
1,700 |
3,600 |
- |
往復乗車券は14日間有効。(単位:円)
情報源:奈良交通グループホームページ